驚がくのマンU 19歳の仏代表ストライカーに今夏最高額の移籍金108億円浮上!

仏紙報道 モナコFWマルシアルにシティのデ・ブライネ獲得費と同額準備

  マンチェスター・ユナイテッドがモナコのフランス代表FWアンソニー・マルシアルの獲得に近づいているが、世界屈指の名門は19歳の新鋭に今夏の移籍市場で最高額となる108億円もの巨額移籍金を支払う可能性が高まっている。フランス地元紙「レキップ」が報じている。
 19歳のマルシアルは昨季、リーグ戦35試合に出場し9得点を挙げてブレイクを果たした逸材で、27日に発表になった欧州選手権予選のフランス代表に初招集されていた。スピードが武器で、同国のレジェンドで元アーセナルのティエリ・アンリ2世という評価もある。
 仏地元テレビ局「BFM TV」では移籍金は新鋭に対する移籍金5000万ユーロ(約67億5000万円)と報じられていたが、フランス紙「レキップ」は実際のところ、8000万ユーロ(約108億円)だと報じている。これはマンチェスター・シティがヴォルフスブルクのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ獲得の移籍金とほぼ同額。同じ本拠地のライバルに対抗したのか、今夏の移籍市場での最高額の移籍金で並んだ。
 ルイス・ファン・ハール監督は30日の敵地スウォンジー戦で今季初黒星後、「これまでスカウトしたことのない選手を獲得するようなことはない」と語り、パニック補強に出ない方針を明確にしていた。67億円でも十分に高額だが、108億円という金額が本当ならばユナイテッドは超高額の投資ギャンブルに出たということになる。この金額が適正であったのか否か、19歳のアンリ2世の肩には、大きな重荷が背負わされることになりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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