森保監督、アジア杯に向けて欧州組視察へ 新体制未招集組を含めて現地でチェック
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キルギス戦後、関塚技術委員長が明かす「この週末から監督を含めて欧州へ視察に行く」
森保一監督率いる日本代表は20日、年内最後となる国際親善試合キルギス戦に4-0と快勝した。試合後、関塚隆技術委員長が来年1月のアジアカップを見据えて、森保監督と欧州視察を行うと明かした。
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16日のベネズエラ戦で1-1と引き分けた日本だったが、キルギス戦では開始2分にDF山中亮輔(横浜F・マリノス)が、日本代表史上最速デビュー弾をマーク。同19分には原口元気(ハノーファー)がFKで追加点を奪うと、後半27分に途中出場のFW大迫勇也(ブレーメン)、同28分に代わったばかりのMF中島翔哉(ポルティモネンセ)がダメ押し弾を決めて4-0と勝利した。
試合後、関塚技術委員長が取材に応じ、「アジアカップの中の戦いでは、ウルグアイ戦やベネズエラ戦のような戦いだけではない状況が生まれる。今日はイメージをつけなきゃいけない戦いだった」とキルギス戦の意義を強調。また、森保監督と欧州視察を行うと発表した。
「皆さんに報告です。この週末から僕と監督を含めてヨーロッパへ視察に行く。選手たちの状況を見に行く。どこかのタイミングで、というのがあったので決定したのは1週間から10日前です」
来年1月にUAEで開催されるアジアカップを見据え、欧州組のコンディションなどを踏まえて現地で視察を行うという。新体制未招集組も対象で、「限られたところですが、そのへん(呼んでいない選手)も含めての視察です」と明かした。
9月の初陣から森保ジャパンは4勝1分の無敗のまま年内の活動を終えた。アジアカップのメンバー選考で“サプライズ招集”の可能性も示唆した森保監督だが、欧州視察で指揮官のお眼鏡に適う選手は出てくるだろうか。
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