ルーニーが元同僚に苦言 “新生”イングランド代表への嫉妬心は「間違っている」
今夏のW杯4強を素直に喜べない元選手をたしなめたと明かす
D.C.ユナイテッドのFWウェイン・ルーニーは、イングランド代表歴代2位の120試合出場、歴代最多53得点という偉大な記録を残して代表を引退した。33歳のレジェンドは、ロシア・ワールドカップ(W杯)でベスト4入りした“スリー・ライオンズ”(イングランド代表の愛称)の現状に嫉妬する元チームメートがいると明かした。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
イングランドと言えば「サッカーの母国」と呼ばれ、世界最高峰のプレミアリーグがある先進国だ。しかし、代表チームは1966年の母国開催W杯を最後にタイトルから遠ざかっている。
そうしたなかで、先のロシアW杯でイングランドはベスト4進出。ギャレス・サウスゲイト監督の下で若返りに成功し、急成長を遂げた。この新生“スリー・ライオンズ”の躍進ぶりを羨ましく思う人がいるとルーニーは語る。
「僕が話した選手の中には、イングランドが上手くやっていることを素直に受け入れられない元選手がいる」
現代表チームは元選手から羨ましがられるほど強いようだが、ルーニーは「それは間違っている。僕は好きじゃないな」とネガティブな意見には反対している。そして「イングランドには上手くいってほしい。イングランド代表として、たくさんプレーしたことを誇りに思う」とし、後輩たちのさらなる成功を祈っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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