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オランダのクーマン監督、不振のドイツに独自見解 「フランスよりも良いチームだった」
「ドイツは非常に優れたチーム」と評し、自軍の戦いを評価「キャラクターを示せた」
オランダは現地時間19日のUEFAネーションズリーグ(NL)最終節でドイツと2-2のドローを演じ、グループ首位で決勝トーナメント進出を果たした。チームを率いるロナルド・クーマン監督は、「このレベルでもリカバリーできるということを証明できた」と手応えを感じていた。UEFA公式サイトが試合後のコメントを報じている。
前半20分までにドイツに2点を奪われ、ビハインドを背負ったオランダだったが、試合終盤に粘りを見せた。後半40分にFWクインシー・プロムス(セビージャ)の一撃で点差を縮めると、同45分にはゴール前に攻め上がっていたキャプテンのDFフィルジル・ファン・ダイク(リバプール)が右足のボレーシュートでネットを揺らし、同点に追いついた。
引き分けで勝ち点1を積み上げ、オランダは同7でフランスと並んだ。しかし、得失点差で上回ったため、リーグAのグループ1を首位で突破。4チームで争われる決勝トーナメントへ進出した。
クーマン監督は「このチームのキャラクターを示すことができた」とドイツ戦を評価。中2日でフランスとドイツとの連戦で、「これだけの短い期間にハイクオリティーな相手と2試合を戦うのは本当にキツかったかもしれない」と振り返っている。また、指揮官は不振のドイツが世界王者フランスよりも強かったとの印象も口にしている。
「このドイツは非常に優れたチームだった。フランスよりも良いチームだったかもしれないね。だが、我々はこのレベルでもリカバリーできるということを証明できた」
ロシア・ワールドカップでは欧州予選敗退という屈辱を味わったオランダだったが、今年から新たに始まったNLで復権を示している。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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