アジア年間MVP候補の“鹿島コンビ”を海外メディア称賛 「議論の余地なく主人公」
AFCが主催するアジア年間最優秀選手の候補者3人の中に三竿と鈴木がノミネート
鹿島アントラーズの日本代表MF三竿健斗、FW鈴木優磨は19日、アジアサッカー連盟(AFC)が主催するアジア年間最優秀選手の受賞候補者に選出された。衛星放送「FOXスポーツ」アジア版はノミネートされた3選手を特集。鹿島の二人を称賛している。
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鹿島は今季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で悲願の初優勝を達成。AFC主催の年間最優秀選手の最終候補に三竿、鈴木、DFアブデルカリム・ハッサン(アル・サッド/カタール)と鹿島から二人がノミネートされることになった。
記事では、まず三竿について言及。「鹿島の優勝において重要な役割を担った。大会を通してタックル成功率が70.8%を誇っており、ACL決勝の第1戦でキーとなるアシストを記録した」と活躍を伝えている。今年はロシア・ワールドカップ(W杯)の日本代表メンバーから落選となったが、「彼のアントラーズでのパフォーマンスは多くの称賛を受けてきており、個人賞を受賞してもサプライズではない」と高く評価した。
一方、鈴木に関しては「鹿島のACLにおいて不可欠な存在だ。鈴木のパフォーマンスは目を引いた。2ゴール4アシストを記録し、大会最優秀選手に選出。議論の余地なく主人公であり、創造的なスパークだった」と絶賛。2014年のデビューから140試合出場で45ゴール22アシストを記録するなか、今季は30試合出場で11ゴール9アシストと飛躍の年になったことを紹介している。
三竿か鈴木が選出された場合、日本人選手としてはガンバ大阪の元日本代表MF遠藤保仁が受賞した2009年以来となる。過去6年間は日本人選手が最終候補にも選ばれていなかったため、三竿と鈴木の“ダブルノミネート”は日本サッカーにおいても誇らしい功績だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)