移籍市場閉幕までカウントダウン 英メディアが動向追う注目の10選手とは?

注目のデ・ヘアとテリー2世の去就は?

 2015年夏の移籍マーケットも間もなく閉幕を迎える。イングランドでは毎年、マーケット最終日となる8月31日が祝日にあたるバンクホリデーのため、イタリアやスペインといった主要国よりも1日遅い9月1日いっぱいまで市場が開かれている。英「BBC」は、この夏にイングランドで移籍の可能性を残す(獲得or放出)注目の10選手を特集で紹介している。
 1人目は、欧州でも最も注目を集めていたといっても過言ではないマンチェスター・ユナイテッドのGKダビド・デ・ヘア。レアル・マドリードがトップターゲットとして名前を挙げている24歳のスペイン代表 は、移籍を希望していると伝えられてきた。だが、両クラブ間では金銭面でいまだ合意に達していない。
 開幕から公式戦6戦連続ベンチ外となるなど、ルイス・ファン・ハール監督はその去就が決まるまで試合で起用しないと明言している。昨季は印象的なセーブを連発し、負傷者続出だったマンUの守備陣を支えたチーム内のMVP。移籍金は3500万ポンド(約65億円)と見られているが、どのような結末を迎えるか。
 そして2人目はエバートンのジョン・ストーンズ。まだ21歳と若いイングランド代表DFには、守備の不安改善を目指す前年王者チェルシーが熱視線を送っている。しかし、エバートンのロベルト・マルティネス監督は、チェルシーから送られた3度のオファーをいずれも固辞。クラブの将来を担 う逸材の残留を強調している。
 ジョン・テリー、ブラニスラフ・イバノビッチらが低調なパフォーマンスに終始し、開幕4試合で9失点と悩めるチェルシーにとっては是が非でも手に入れたい垂ぜんのタレントだ。過去2シーズンで、リーグ戦44試合に出場し、イエローカードはわずかに2枚というクリーンなプレーも特筆に値する。

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