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「酷い年」になったドイツ代表 2点差守れない2018年最終戦に選手も「腹立たしい」
オランダに残り5分からまさかの2失点、2-2ドローでNL初勝利を逃す
UEFAネーションズリーグは現地時間19日にリーグAグループ1のドイツ対オランダの一戦が行われ、2-2のドローで終了した。“ホラーイヤー”と称されるなど「失敗の年」を過ごしたドイツは今年最後の試合を勝利で飾ることができず、ヨアヒム・レーブ監督や選手からは一様に失意の声が漏れた。
ホームのドイツは前半9分にFWティモ・ヴェルナーのゴールで先制に成功すると、同20分にはMFレロイ・サネが加点し、前半のうちに2点をリード。しかし、その後3点目を奪うチャンスを逃すと、後半40分にオランダのFWクインシー・プロメスに1点を返され、さらに同アディショナルタイム1分にDFフィルジル・ファン・ダイクに決められ勝利を逃した。これにより、オランダが勝ち点7でフランスと並び、直接対決の得失点差で上回って準々決勝進出を決めた。
一方、ドイツ放送局「Sport1」によれば、グループ最下位に終わったレーブ監督は「この結果に少々がっかりしていることは確かだ。ただ、全体的にはネガティブなことよりも、ポジティブなことが多く見られた。最後にやられてしまったことは当然ながら痛い。良い時間帯が長く続いていた。我々は2-0で勝利することを学ばなくてはならない」と、終盤の立て続けの失点を悔やんだ。
MFトニ・クロースは「多くのことが上手くいっていたのに、とどめを刺すことができずに、痛い結果だ。後半は、前半よりも試合をコントロールできていなかった。今日達成感を得られていたら、チームにとって良かったのに」と語り、先制点のヴェルナーも「2-1にされるまではこっちがすべてを握っていたのに、残念だ。2-0から最後の5分間で追いつかれるなんてあってはならない」と肩を落とす。
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