日本代表MF三竿、同僚FW鈴木を“アジア最優秀選手”に推薦 「ユウマが一番良い選手」
AFCが年間最優秀選手の各賞候補者を発表、鹿島から2選手が選出
AFC(アジアサッカー連盟)は19日に年間最優秀選手の各賞候補者を発表したなか、男子部門の最優秀選手賞候補3人のうち、鹿島アントラーズからFW鈴木優磨とMF三竿健斗が選ばれた。三竿は自身の受賞は「ないと思います」と語った一方、「ユウマじゃないですか」と同僚ストライカーを推薦している。
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近年では、2009年にアジアチャンピオンズリーグ(ACL)優勝に貢献したガンバ大阪MF遠藤保仁が最優秀選手に選ばれたが、今回日本人プレーヤーが受賞すれば9年ぶりとなる。今季ACLを制した鹿島から2選手とともに、ACL準決勝進出に貢献したアル・サッドのカタール代表DFアブデルカリム・ハッサンが候補者に上がっている。
19日に日本代表のトレーニングを終えた三竿は「さっき聞きました」と明かし、自身の受賞の可能性について「いや、ないです。ないと思います」と謙遜。さらに「(マン・オブ・ザ・マッチも)二回もらったんですけど、自分は別に……。なんで俺って感じだった。あまり気にしていない」と続けた。
その一方で「ユウマじゃないですか。俺はユウマが一番良い選手だと思う」と共闘する鈴木を推している。鈴木はACLの全14試合に出場し、2ゴールながら前線で攻守に貢献し、大会MVPを受賞。リーグ戦では11ゴールをマークし、11月の代表戦に招集されたが、怪我の影響で離脱した。
三竿にとって、チームをけん引したストライカーこそ最優秀選手賞にふさわしいと感じているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)
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