バイエルン、ハメスを完全移籍のち売却か “転売先”にリバプール、マンU、ユーベ浮上
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英紙「デイリー・メール」が買い取りオプション行使後に売却のプランを報道
レアル・マドリードから期限付き移籍でコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスを獲得したバイエルンは、2年間のレンタル終了後の買い取りオプションを行使しない可能性があると目されている。しかし、英メディアによれば、バイエルンには完全移籍でハメスを獲得した後、転売するプランもあるようだ。英紙「デイリー・メール」の内容をドイツメディア「sport.de」が伝えている。
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2017-18シーズンからバイエルンでプレーするハメスは、カルロ・アンチェロッティ元監督やユップ・ハインケス元監督からは信頼を得ていたものの、今季ニコ・コバチ監督が就任するとレギュラーとは言い難い状況に。ブンデスリーガで11試合中5試合の先発にとどまって出場時間の少なさに不満を抱いており、コバチ監督との不和やハサン・サリハミジッチSDとの衝突が伝えられている。
ドイツのサッカー専門誌「キッカー」は先日、バイエルンが契約に含まれる完全移籍への移行オプションを行使するつもりはないだろうと報道。ハメスの買い取りには4200万ユーロ(約54億円)が必要となるが、バイエルンはその分の資金を別の新戦力獲得に費やす算段があると伝えていた。
しかし、「デイリー・メール」によれば、バイエルンは一旦ハメスを完全移籍で獲得する可能性があるという。ただし、買い取りオプションの行使は“転売”して利益を出すことが前提とのこと。記事では、その“転売先”がリバプール、マンチェスター・ユナイテッドというイングランドのトップクラブか、もしくはイタリア王者ユベントスの可能性があるとしている。
ハメスは現地時間13日、練習中に左膝の靭帯を損傷。年内は戦線離脱となる見通しとなっている。悩めるレフティーの状況は今後、どのように展開していくのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)