「傲慢だった?」 ベルギー監督、スイス戦大敗に動揺「説明するのはとても難しい」

ベルギー代表を率いるマルティネス監督【写真:Getty Images】
ベルギー代表を率いるマルティネス監督【写真:Getty Images】

ネーションズリーグのグループ首位から陥落して準決勝進出ならず「痛みを伴う結果だ」

 ベルギーは現地時間18日に行われたUEFAネーションズリーグ(NL)でスイスに2-5で大敗し、リーグA・グループ2首位の座から陥落し、準決勝進出を逃した。2点を先行してからの逆転負けにロベルト・マルティネス監督も「説明するのが難しい」と落胆した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」がコメントを報じた。

 ベルギーは前半2分、17分にMFトルガン・アザールがネットを揺らし、早々に2点のリードを得た。今大会3連勝中だったベルギーが勝利を確実に手繰り寄せたかに思われた。

 しかし、ここからスイスが猛攻を開始し、ベルギーの守備陣を崩壊させた。DFリカルド・ロドリゲスのPKやFWハリス・セフェロヴィッチのハットトリックなどで一気に逆転し、結果的には5-2というスコアでスイスに軍配が上がった。

 ベルギーはスイスに首位の座を明け渡し、4チームで争われるプレーオフ進出を逃した。

 まさかの敗戦にマルティネス監督も衝撃を受けているようだ。油断はなかったと主張するも、逆転負けはやはり受け入れものだった。

「(ベルギーは)傲慢だった? いや、そんなことはない。我々もあのカウンターアタックに驚き、良い守備を忘れてしまった。説明するのはとても難しい。良いスタートだったが、ある時点からスイスには失うものがなくなった」

 ベルギーは勝つしかない状況に追い込まれ、開き直って攻めに出たスイスの勢いに飲まれる格好となってしまった。指揮官は「非常に良いスタートだっただけに、痛みを伴う結果だ」と悔しさを露わにしていた。

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