「普通のこと」 ポルトガル代表MF、絶対的エースのC・ロナウド活動辞退に理解

マリオはロナウド不在を大きなものと認識する一方で、所属チームとの関係にも理解を示した【写真:Getty Images】
マリオはロナウド不在を大きなものと認識する一方で、所属チームとの関係にも理解を示した【写真:Getty Images】

NL準決勝進出を決めたジョアン・マリオは共闘を望みつつ、所属クラブ優先を支持

 ポルトガル代表MFジョアン・マリオ(インテル)が、ロシア・ワールドカップ(W杯)後に代表活動の辞退を続けているエースのFWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)について言及。「僕らのチームのキャプテン」と話した一方で、「所属チームのために休むのは普通のこと」と見解を述べている。ポルトガル紙「ア・ボラ」が報じた。

 ポルトガル代表はすでに新設のUEFAネーションズリーグで準決勝進出を決めている。マリオは「大きな挑戦を楽しんでいる」としたうえで、ロナウドについてこう語った。

「クリスティアーノ・ロナウドは常に、僕たちに別のレベルをもたらしてくれる。僕らのチームのキャプテンであり、その不在を大きく認識しているのは事実だ。彼が僕たちと一緒にプレーできることをみんなが願っている。彼は僕たちに大きな助けを与えてくれるはずだ。ただ、彼は18歳からポルトガル代表でプレーしている。所属チームを助けるために休むことは可能だったし、それが普通のことだと思う」

 マリオはロナウド不在を大きなものと認識する一方で、所属チームとの関係にも理解を示した。ロナウドは今季レアル・マドリードからユベントスに移籍したばかりであり、代表チームとは今年いっぱいの活動辞退で合意しているとも報じられてきた。

 新たなタイトルであり、欧州選手権への出場権も懸かるネーションズリーグ。来年6月には準決勝以降の戦いが行われるが、そこにロナウドの姿はあるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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