クロップ監督、元教え子のロイスを絶賛 「怪我がなければブンデスリーガ最有力者の一人」
今季11得点7アシストとチームを牽引するドルトムント主将に言及「見ていて楽しい」
リバプールのユルゲン・クロップ監督が、かつて2年連続のブンデスリーガ優勝に導いたドルトムント時代の教え子であるドイツ代表FWマルコ・ロイスを称賛している。ドイツメディア「Sport.de」が伝えた。
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近年は怪我が多く、活躍しては離脱を繰り返していた“ガラスの天才”ことロイスだが、今季は公式戦全17試合でピッチに立ち、その大半でフル出場。現地時間10日に行われたブンデスリーガ第11節のバイエルン戦(3-2)で2ゴールを叩き出すなど合計11得点7アシストをマークし、名実ともにチームリーダーとして奮闘している。
“マインツ・メディア賞”を受賞したクロップ監督は、授与式でメディアの質問に応じ、「怪我さえなければマルコがブンデスリーガ最有力者の一人になるということは、常に明らかだったよ」とコメント。2012-13シーズンから3年にわたって指導したロイスがリーグ屈指の才能の持ち主だとし、「怪我のない準備期間を送り、今、彼はようやくそれを証明できているね」と喜んだ。
「マルコは図抜けて素晴らしい選手で、人間としても最高だ。現状に非常に上手く対処している。今の彼はチームを引っ張っていく年齢になった。見ていて本当に楽しいよ。ドルトムントは最高のサッカーをしているし、ルシアン・ファブレ監督も素晴らしい仕事をしている」
現在ブンデスリーガ首位に立つ古巣を称えつつ、2位ボルシアMG、4位フランクフルト、6位ホッフェンハイムも「良い仕事」をしていると分析。「バイエルンでも普通に困難を抱える。今季はドルトムントや他のチームがそこを上手く突くことができるかもしれないね」と、ドルトムントらが王者バイエルンの7連覇を阻止できるかもしれないと見解を述べていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)