ミラン番の記者が、トップ下の先発に本田を推薦 「このままなら不可欠」

逆説的に高めた評価

 ミラン番の記者たちからは、日本代表の司令塔をトップ下の先発に推す声が上がっている。ACミランのFW本田圭佑は、29日の本拠地リーグ開幕戦となったエンポリ戦で出番なしに終わった。だが、本田の代わりにトップ下で先発に抜てきされた元U-21スペイン代表MFスソは不発に終わり、途中交代となった。試合は2-1でミランが勝利している。
 ミランの番記者からはスソと比較し、「本田を起用すべきだ」という声が上がった。地元テレビ局「7ゴールド」のバオロ・ヴィンチ記者は「スソはとてもひどい出来だった。お遊びとしか言えない状況だ。彼には4点を与える。全く攻撃できなかった。この中盤は全員落第だ」とめった切りにした。
 ミランはジェノアから肉体派ボランチのMFユライ・クツカを獲得したばかりだが、ヴィンチ記者は「ソリアーノか、ヴィツェルを獲得しなければいけない。このままのチームなら本田は必要不可欠」と語った。
 シニシャ・ミハイロビッチ監督が獲得を求めたサンプドリア時代のまな弟子であるMFロベルト・ソリアーノか、ゼニトのベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルの補強により、中盤を強化する必要性を説いた。その補強が立ち行かない場合は、本田が必要不可欠な状況になるという。

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