オランダで研鑽…日本代表MF堂安に漲る自信 「フィジカルで負けている気はしない」
右SB酒井との連係にも手応え 久しぶりの帰国で「日本食が食べられる」
日本代表は16日のベネズエラ戦で1-1と引き分け、20日に年内最後となる国際親善試合キルギス戦に臨む。オランダ1部フローニンゲンに所属するMF堂安律は、欧州2シーズン目を戦っているが、「フィジカルで負けている気はしない」と自信を漲らせている。
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ベネズエラ戦で右サイドハーフに入った堂安は後半32分までプレー。果敢にドリブルで仕掛ける場面も見られたが、ウルグアイ戦(4-3)に続く2試合連続ゴールはならなかった。
右サイドバックのDF酒井宏樹(マルセイユ)との連係は徐々に深まっており、「どちらかというと宏樹くんが僕に合わせてくれていると思う。僕は左利きで、ちょっとDFが来てもキープできるのは、宏樹くんも信頼してくれているところ。そこはすごくやりやすいです」と手応えを口にする。
そんな堂安はオランダで2シーズン目を迎え、リーグ開幕戦でゴールを叩き込むと、第11節エクセルシオール戦に続き、第12節ヘーレンフェーン戦で豪快な20メートル弾を叩き込み、2試合連続ゴールを決めた。地元でも元オランダ代表FWアリエン・ロッベン(バイエルン)にたとえられるほどの一撃だったが、堂安は屈強な男たちに囲まれながらも日々自信を深めているという。
「能力は高いけど、フィジカルで負けている気はしない」(堂安)
「親に感謝したい」と口にした20歳の若武者は、今や日本代表に不可欠な存在となりつつある。10月シリーズ以来、オランダから久しぶりの帰国となった堂安は、「日本食が食べられるので、自分は気分良く次の試合に向けてやります」と意気込み、次戦での活躍を誓う。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)