インテル長友、途中出場で失態 伊メディアが「同点弾をプレゼント」と酷評

マンチーニ監督「長友は注意が足りなかった」

 インテル専門のニュースサイト「FCインテルニュース」によると、試合後の記者会見でマンチーニ監督は、「このような形で試合を閉じられないのは好ましくない」と、一度同点に追いつかれたゲーム展開にいら立ちを語った。そして「サントンが警告を受けていたから交代させたのだが、長友は失点場面で注意が足りなかった」と去就問題に揺れるサイドバックを名指しで批判している。
 また、同サイトでは 選手の採点も公開。10分強の出場時間だった長友には、「5点。集中力が不足して、同点ゴールをプレゼントした」と、厳しい評価がされている。同ポジションで先発出場し、長友との交代でベンチに下がったDFダビデ・サントンには及第点の「6点」が与えられていた。
 今夏の移籍市場で常に名前が挙がる状態で迎えたリーグ開幕戦では出番がなかった。そして、第2戦に訪れたチャンスで失点に絡む痛恨のミス。マンチーニ監督の評価も厳しいものになりそうだ。ポルトガルの強豪ベンフィカや、日本代表FW岡崎慎司が加入したイングランドのレスターから獲得へ向けた興味が示されていると報じられるダイナモ。ボールウオッチャーとなったのは、試合勘の欠如が表出した格好だ。この失態でマーケットでの 評価を下げなければいいのだが。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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