森保ジャパン、4試合で何が変わった? 23歳MFが証言「やりたいことをやっている」

戦術面だけでなく、意識面でも根付き始めた“森保イズム” 「だから結果が出ている」

「選手がやりたいことをやっているというか、あんまり戦術や監督がしようとしているサッカーにとらわれすぎずに、個人がやるべきことのプランを持っている」

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 森保ジャパンの現状をそう語る守田は、選手たちの確かな変化があると感じているようだ。「そのうえで、監督が言うポジショニングだったり、縦に早くつけるというのができている」と、戦術面での理解度や浸透度も着実に高まっているという。攻守において的確なポジション取りを徹底し、機を見て縦に素早くパスを通す。選手間でその意思疎通が図れてきたと守田は分析している。

 攻撃ではFW大迫勇也(ブレーメン)の安定したポストプレーを軸に、2列目のMF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF堂安律(フローニンゲン)らが絡んで迫力ある攻撃を繰り出している。一方の守備では、前線からパスコースを限定し、2ボランチと最終ラインが常にボール奪取を狙っている。ボール奪取に成功すれば、「縦に早くつける」攻撃へと転じていく形だ。

 戦術だけでなく、選手たちの意識面も含めて“森保イズム”は水面下で着実に根付き始めていると言っても過言ではない。守田は静かに語った。

「だから結果が出ているし、選手も自信を持ってやれている」

 2大会ぶり5回目の優勝を目指す来年1月のアジアカップまで、残すはキルギス戦のみ。森保ジャパンは年内ラストマッチで、結果と内容の二兎を追求する。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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