ドルトムントで爆発中のFWアルカセル バルサが今冬に完全移籍で売却の意向か
「29分で1ゴール」の驚異の得点率! バルサは移籍金を求めているとスペイン紙報道
ドルトムントに期限付き移籍中のスペイン代表FWパコ・アルカセルだが、バルセロナが今冬にも同選手を完全に手放す意向のようだ。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
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今夏ドルトムントに加入するとすぐにチームに馴染み、その能力を発揮しているアルカセル。筋肉の問題などもあり、ブンデスリーガでは6試合の出場でフル出場もまだ果たしていないが、合計235分で8得点と29分に1点の割合でネットを揺らしており、驚異の決定率を誇っている。
アルカセルは2300万ユーロ(約30億円)の買い取りオプションが付帯した1年の期限付き移籍で、そこに500万ユーロ(約6億5000万円)のボーナスが加わる可能性がある。ドルトムントがオプションを行使しなければ来夏にバルセロナに戻ることになるが、バルセロナ側は同選手の復帰よりも移籍金を求めている様子。1月の移籍市場で同選手の完全移籍での売却を考えており、交渉を進めることができないかどうか吟味しているようだ。
バルセロナのオスカル・グラウCEOはすでに10月末の段階で、ドルトムントが買い取りオプションを行使する予定だと発表。当時、ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSDも「まだアルカセルとは話していないが、基本的に良い感じだ」と前向きなコメントを残した。ただし、どの時点でオプションを行使するかは明らかにしていなかった。
ドルトムントは現地時間27日に定例の株主総会を開く予定。アルカセルの完全移籍での獲得を発表するには、ちょうどいいのではないかと「ムンド・デポルティーボ」紙は伝えている。
(FOOTBALL ZONE編集部)