韓国メディア注目、日本の失点は「たった一度のミス」 冨安の“危機一髪クリア”称賛

冨安の“危機一髪クリア”を韓国メディアが称賛【写真:Getty Images】
冨安の“危機一髪クリア”を韓国メディアが称賛【写真:Getty Images】

ベネズエラと1-1で引き分けた一戦を報道 「上昇中の“森保号”、連勝ストップ」

 日本代表が16日の国際親善試合でベネズエラ代表と対戦し、1-1で引き分けた。森保一監督の就任後、3連勝していた日本代表の勢いが止まったことについて、韓国メディアが報じている。

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 今回の試合結果についてスポーツ専門サイト「スポータルコリア」は、「序盤から有利に試合を運んだ。しかし前半11分にゴール前のパスミスで失点しかけたが、間一髪のクリアでピンチを免れた」と、DF冨安 健洋がゴールを死守したシーンを称賛した。ただ、失点したシーンについては「たった一度のミスで崩れてしまった。試合の流れが日本に傾いていたが、終盤に痛恨のPKを許して引き分けに持ち込まれた」と伝えている。

 また、スポーツ専門サイト「スポーツQ」も「上昇中の“森保号”、ホームでベネズエラと引き分け連勝ストップ!」と見出しを打ち、「日本は2列目に欧州組の南野拓実、堂安律、中島翔哉、1トップに大迫勇也を配置したが、決定機を決め切れなかった」と、これまでの3試合で見せていた攻撃陣の決定力が見られなかったと伝えている。

 それでも森保監督率いる日本は、ここまで3勝1分と負けなし。来年1月にはアジアカップも控えているだけに、今後も韓国メディアが日本の行方を注視するのは間違いない。

(金 明昱 / Myung-wook Kim)



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金 明昱

1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。

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