DAZN潜入取材第4弾! 原博実×渡邉一平×ハリー杉山が語るJリーグの「見方・入り方・楽しみ方」とは?

座談会形式でJリーグの「見方・入り方・楽しみ方」について話してもらった【写真:Football ZONE web】
座談会形式でJリーグの「見方・入り方・楽しみ方」について話してもらった【写真:Football ZONE web】

楽しみ方も楽しませ方も十人十色の魅力を秘めるJリーグ

――ロシアW杯での躍進や、イニエスタ選手やトーレス選手などスター選手の加入もあり、国内サッカー熱が高まっています。新たにJリーグを見られる方々に対しての「見方・入り方・楽しみ方」はありますか?

原 「自分の立場からすれば、いろんな見方や楽しみ方があって良いと思うんです。選手の話題でもいいし、監督でも、サポーターでもいい。とにかく話題がもっと増えてほしい。チームが増えたことで身近にJクラブがある。それぞれのクラブの特徴があるし、もっと我々クラブ側も特徴を出さなきゃいけないんだけど、Jリーグの話題やクラブでの取り組みが話題になるといいね。多くのきっかけが、もっと出てきてほしい」

渡邉 「見方も楽しみ方も、人それぞれ思った形でいいと思うんです。正解はないし。解説をしていても、何を基準にというところで、攻撃や守備でも持っていき方が違うし、十人十色、いろんな観点から見ていいと思う。『代表で活躍しているから、この選手を追いかけてみよう』というスタンスでいいんですよ。『首位はどこ?』『たくさん得点しているのは誰?』というところから興味を持ってもいい。この時期のヒリヒリした残留争い自体やその中で頑張っている選手、そのチームをどう応援するという見方もあるだろうし。そこから『見る』というきっかけを僕らは作るだけであって、何からサッカーに興味を持っていくのかというのはいろいろあっていいと思うんです」

ハリー 「選手名鑑にあるような、『好きな食べ物』のような入り口もあるかなと(笑)。もちろんフォーメーションや戦術論もあるけど、いろんな入口が特に『J.ZONE PLUS』にはあるんじゃないかなって思いますね」

――楽しみ方も見方も、それぞれの方法論がありますもんね。

原 「監督やってた頃は、出身地とか出身高校が気になって見てました。『こいつここか!』みたいな。例えば、金子翔太(清水エスパルス)の出身は栃木なんだけど、JFAアカデミー福島に行ったんだよね。だから会った時に、『栃木なんだってなあ!』って話したら、(出身地が同じで)とても仲良くなっちゃった(笑)。そういうのって大事じゃないですか、地方って特に。出身や高校・大学という見方からでもいいと思うんですよね」

――皆様、本日は貴重なコメントをありがとうございました!

原 「なんかもう終わったような感じだなー!」
ハリー 「いやいや、これからですから(笑)」
スタッフ 「今の話を引き伸ばして3時間よろしくお願いします!」

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