好調のFW南野、ベネズエラ戦不発に終わった原因は? 「僕の所のスペースを…」
3戦連発中の南野、史上6人目の4戦連続はならず
日本代表MF南野拓実(ザルツブルク)は16日に行われた国際親善試合のベネズエラ戦(1-1)に先発出場した。試合後、自身が思うようにプレーできなかった原因を振り返っている。
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大分スポーツ公園総合競技場への移動で渋滞に捕まり、両チームともキックオフ1時間前を切って会場入りすることになったこの一戦に、日本は先月のウルグアイ戦(4-3)のメンバーをベースとした4-2-3-1システムで臨み、南野もこれまでと同様、トップ下に配置された。
序盤から前線で動き回るも、思うように前を向かせてもらえず、シュートも1本にとどまり、後半32分に途中交代。史上6人目となる代表4試合連続ゴールには至らなかった。
試合後、「サコ君に入った時に良い距離感でプレーするのは意識していたが、それを効果的に攻撃につなげられた回数が多くなかった」と、1トップに入ったFW大迫勇也(ブレーメン)との連係から相手ゴールを脅かす機会が少なかったことを課題に挙げていた。また、自身が存在感を発揮できなかった原因についても振り返っている。
「僕の所の中盤のスペースを8番が埋めに来ていたのが一つ。そういう時に僕が囮になって別の選手がフリーになるとか、相手が警戒している分、そういうプレーを前半途中からやっていたけどもっと上手くやるべきだし、サコ君が収めてくれた時に上手く関われるかだと思う」
南野は高い位置で素早く前を向いて攻撃を仕掛けるうえで、相手MFトマス・リンコン(トリノFC)がセリエAでも定評のある徹底した中盤のスペース潰しを施し、苦戦を強いられたことを指摘していた。
現地時間8日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第4節ローゼンボリ戦ではハットトリックを達成し、勢いを持って臨んだ試合だったが、「今回を良い勉強にしたい」と結果を真摯に受け止めている。
(FOOTBALL ZONE編集部)