日本代表20歳DF冨安、無人ゴールの“土壇場クリア”に海外感嘆 「印象的」「称賛に値」

日本代表DF冨安【写真:Getty Images】
日本代表DF冨安【写真:Getty Images】

前半11分、無人のゴールにボールが転がるなかでDF冨安がスライディングでクリア

 日本代表は16日、国際親善試合でベネズエラ代表と対戦し、1-1ドローに終わった。森保一新体制の連勝は「3」でストップしたものの、先発した日本代表の20歳DF冨安健洋(シント=トロイデン)が見せた土壇場クリアに海外メディアが感嘆の声を上げている。

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「ボールがゴールラインを割ろうとしていた時、トミヤスが全力で追いつき、クリアでピンチ阻止。彼の奮闘は称賛に値する」

 そう伝えたのはペルー紙「エル・コメルシオ」だ。

 その場面は前半11分に起きた。自陣まで攻め込まれた日本だったが、浮き球にDF佐々木翔(サンフレッチェ広島)が反応。ヘディングでGKシュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)に戻すも、このパスが短くなったところを相手に狙われ、シュートを打たれた。無人のゴールにボールが転がるなか、全力ダッシュで舞い戻った冨安が懸命なスライディングタックルからボールを蹴り出し、辛うじて失点を阻止した。

 その後、前半39分にDF酒井宏樹(マルセイユ)の先制弾が生まれた一方、後半36分にPKで同点弾を決められ1-1の引き分けに終わっている。試合の流れを左右した冨安のプレーに対して、記事では「日本人DFがライン上で印象的なクリア」と言及。さらに「ボールを蹴り出すために全力を尽くした」と気迫あふれるプレーを称えている。

 森保体制で初陣からの4連勝こそ逃した日本だが、若き日本人DFが見せた懸命なクリアが注目を浴びている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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