「絶大なトラブルをもたらした」 堂安と中島の“スピードと機動力”を海外紙が称賛
日本がベネズエラと1-1ドロー 新体制初陣からの4連勝ならず
森保一監督率いる日本代表は16日、国際親善試合でベネズエラ代表と対戦し、DF酒井宏樹のダイレクトボレー弾で幸先良く先制するも後半に与えたPKで追いつかれ、1-1と引き分けた。海外メディアもこの一戦を報じている。
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大分スポーツ公園総合競技場への移動で渋滞に捕まり、両チームともキックオフ1時間前を切って会場入りすることになったこの一戦に、日本は先月のウルグアイ戦(4-3)メンバーをベースとした4-2-3-1システムで臨み、新体制の原動力となっている2列目にはMF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF堂安律(フローニンゲン)の3人が名を連ねた。
試合は開始11分に、ベネズエラに無人のゴールへシュートを打たれる大ピンチを迎えたが、DF冨安健洋(シント=トロイデン)がギリギリのところでクリア。日本も決定的なチャンスを迎えながらゴールを奪えないシーンが続いていたが、0-0で迎えた前半39分、右サイドで得たFKの場面で中島が絶妙なボールをゴール前に放り込むと、ファーサイドに走り込んでいたDF酒井宏樹(マルセイユ)が右足のジャンピングボレーでシュートを突き刺し、先制点を奪った。
後半は試合を優位に進めたものの、同30分に酒井が自陣ペナルティーエリア内で相手選手を倒しPKを献上してしまうと、これを決められ試合は1-1で終了した。新体制4連勝とはならなかったが、ペルー紙「エル・コメルシオ」は「日本は堂安と中島によるスピードと機動力で南アメリカのチームに絶大なトラブルをもたらしていた」と、両サイドに配置されていた堂安と中島がベネズエラにとって脅威となっていたことを伝えている。
日本は20日にキルギス戦を控えているが、勝利を手にするうえで、若きアタッカー陣が鍵を握ることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)