英代表DFキーン、苦境に陥った昨季の心境を赤裸々告白 「家から出たくなかった」

エバートンDFキーンは、同クラブでの初シーズンだった昨季を振り返った【写真:Getty Images】
エバートンDFキーンは、同クラブでの初シーズンだった昨季を振り返った【写真:Getty Images】

エバートンDFキーンが昨季についてコメント 「特にひどい数カ月間があって…」

 エバートンのイングランド代表DFマイケル・キーンが、同クラブでの初シーズンだった昨季を振り返り、引きこもりたい時期もあったと語った。英公共放送「BBC」が伝えている。

 キーンは2017年7月にエバートンに加入したが、同クラブの監督はキーンの加入後に2回交代し、現在のマルコ・シウバ監督で三人目。そんななか、同選手にとってもコンディションが整わず、苦しいシーズンとなった。今月の親善試合とネーションズリーグのクロアチア戦で、約1年ぶりに代表に招集されたキーンが昨季を振り返った。

「悪い試合の後は、夕飯に出たくなくなるんだ。人から責められている時に外に出たことはない。特にひどい数カ月間があって、その時は何もしたくないし、家から出たくなかった」

 元イングランド代表監督のサム・アラダイス氏が昨年11月、エバートンの指揮官に就任したがリーグ戦8位に終わり、今年5月に解任。監督交代について、キーンは「監督がクビになる時は本当に悲しい。彼らが最後に話をする時、どれほど辛いのかが目に見えて分かる。そうすると、自分にも罪悪感が湧いて、同じことが起こらないようにしようと思うんだ。三人も監督が代わったのは厳しかった。常に変化していた」と心境を明かした。

 その一方で、「自分について、よく学んだ。物事が上手く行かなかった時にいろんなことを言われて、多分、精神的に強くなった。上手くやり過ごす方法を見つけて、そういうものに影響されないように努力する。それが僕の学んだことだ」と、苦しいシーズンから学ぶことも多かったと振り返っている。

 もっとも「今は代表キャンプにいる。乗り越えた」と明かしており、苦境を乗り越えて一回り成長したようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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