イングランド代表の未来を担う18歳コンビ、“ドイツ移籍”を奨励「常に選択肢」「最高」
「若い選手を信じてくれる」 ネルソンが感じたドイツクラブの寛容さ
サンチョはドルトムント加入2年目の今季、ルシアン・ファブレ監督の就任を機に一気にブレーク。A代表招集まで上り詰めるなど破竹の勢いで成長を続けている。「僕はここで自分の仕事を果たすだけ。とにかくプレーがしたいんだ」と、ピッチに立つことへ並々ならぬ執念を燃やしている。
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U-21イングラン代表に飛び級招集されているネルソンにしても、昨季終盤にプレミアリーグデビューを飾って3試合に出場していたが、プロ初得点を決めたのはホッフェンハイム移籍後の今年9月。やはりブンデスでコンスタントな出場機会を手にしたことがブレークのきっかけとなった。サンチョとネルソンは、プレミアリーグでプレーを続けていれば、ここまで早い段階で注目を浴びることはなかっただろう。ネルソンは「若い選手を信じてくれる」と、ドイツは若手選手の起用に寛容だと語る。
また、国内にいる彼らと同世代の選手の中でもドイツでのプレーに関心を示している選手は多いという。曰く、「イングランドにはまだ多くの(若い)トップ選手がいる。彼らはいつも『ドイツでの生活はどう、ブンデスリーガどう?』と聞いてくる」という。それに対するネルソンの答えはいたってシンプルだ。「僕は一言『最高』と言うよ」。二人がトップレベルで活躍する姿に、刺激を受けている選手も多いのだろう。
世界最高リーグの一つであるプレミアリーグではなく、ブンデスリーガで研鑽を積むという新たな道を示すネルソンとサンチョ。イングランドの未来を担うと期待の彼らから今後も目が離せない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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