名門ミラン、リバプールの“58億円MF”も調査 レオナルドSDが中盤の補強で白羽の矢
イブラヒモビッチやパトに続き、モナコのMFファビーニョも補強候補に浮上
今季リバプールに移籍金4500万ユーロ(約58億円)で加入したブラジル代表MFファビーニョに、早くも冬の移籍市場で獲得を模索するクラブが現れているという。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」は、名門ACミランが調査を開始していることを報じた。
ファビーニョは2013年にフランス1部モナコに期限付き移籍すると、そのまま15年に完全移籍。さらに3年間プレーし、その間にはフランス代表FWキリアン・ムバッペらとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で準決勝進出と躍進を果たしたチームの中心選手になった。昨夏はムバッペらが移籍するなかでも残留したが、今季リバプールへ新天地を求めた。
一方で、リバプールではユルゲン・クロップ監督から完全な中心選手という扱いは受けていない。10月のインターナショナル・マッチウィーク明けから出場機会をつかみ始めたという段階だ。
そうしたなかで、ミランは今季からスポーツディレクター(SD)に就任した元ブラジル代表MFレオナルド氏が、中盤の補強としてファビーニョを考えているという。リバプール加入時にはクラブから契約期間は明言されなかったものの、「長期」と表現されているだけに、交渉に臨む場合は期限付き移籍をベースとしたものになるとみられる。
元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(LAギャラクシー)や元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パト(天津権健)といった、かつて所属経験を持つアタッカーも補強候補に挙がるなか、王者ユベントスとの試合(0-2)で中盤の差がくっきりと表れたことも今回の動きにつながったと推測されている。果たして、レオナルドSDの考える補強は実現するのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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