負傷離脱中のハメス、来季レアル復帰か バイエルンが54億円で買い取らずと独誌報道
膝の靭帯損傷で年内は戦線離脱、買い取りオプションを行使しない見通しと伝える
バイエルンは2017年夏に2年間の期限付き移籍で獲得したコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスについて、買い取りオプションを行使することなく、レアル・マドリードへ返却することになるかもしれない。そして、このレフティーに代わる新たな選手の獲得に動く可能性も浮上している。
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ハメスは先日、練習中に膝の靭帯を損傷し、年内いっぱいは戦線離脱となる見通しとなっている。今季は公式戦11試合(先発7試合)に出場し、3得点2アシストを記録していた。
バイエルンでのプレーが2シーズン目を迎えたハメスだが、来夏には古巣へと復帰する可能性が高まっているようだ。ドイツのサッカー専門誌「キッカー」は、バイエルンはレアルから2年ローンで獲得したハメスについて、契約に含まれる完全移籍への移行オプションを行使するつもりはないだろうと報じている。
ハメスの買い取りには4200万ユーロ(約54億円)が必要となるが、バイエルンはその分の資金を別の新戦力獲得に費やす算段があるという。戦力の刷新を図る狙いのようで、具体的にはフランクフルトでブレーク中のセルビア代表FWルカ・ヨビッチや、シュツットガルトのフランス代表DFベンジャマン・パバールといった選手の獲得に動くのではと伝えられている。
レアルではジネディーヌ・ジダン元監督の下で出番を得られず、新天地を求めたハメス。しかし、レアルも現在はサンティアゴ・ソラーリ新体制へと変わった。27歳となったハメスは、かつて10番を背負った古巣へ出戻ることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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