「3バックと4バックでとにかく守備のやり方が違う。時間をかけないといけない」

　現時点で3バックがオプション扱いなのには、4バックとの違いと時間の問題があるという。

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「3バックの時間があまりに少ない。3バックと4バックで、とにかく守備のやり方が違う。『はい、3バック』と言ってすぐにできるほど、現代の3バックは簡単じゃない。3バックでもサイドハーフの選手が絞ったりアウトサイドに出たりするし、変則的な4バックに近いので。もっと時間をかけないといけないと思います」

　ベネズエラ戦に向けて、「気を付けるのは、ビルドアップの時に相手の守備に引っかからないようにすること。パスコースを作ってワイドに開いていて、僕もGKが持ったら開くので、そこでミスが起こるとかなりスペースがあって難しくなる。選手の質が求められるようになりますね」と語った吉田。来年1月のアジアカップまで公式戦は残り2試合、新体制初の公式大会に挑むうえで、ベースの突き詰めと臨機応変な対応を体に染み込ませておきたいところだ。