「伝説」「なんてキャリアだ」 イングランド代表引退のルーニー、同僚が惜別と感謝

慣れ親しんだ背番号10とキャプテンマークを付けたルーニーは、笑顔でスリーライオンズに別れを告げた【写真:Getty Images】
慣れ親しんだ背番号10とキャプテンマークを付けたルーニーは、笑顔でスリーライオンズに別れを告げた【写真:Getty Images】

アメリカ戦に途中出場 歴代2位120キャップ、歴代1位53得点で“スリーライオンズ”に別れ

 イングランドの英雄FWウェイン・ルーニー(D.C.ユナイテッド)が現地時間15日、代表引退試合となる国際親善試合のアメリカ戦に途中出場し、3-0の勝利で花道を飾った。歴代2位120キャップ、歴代1位53得点。慣れ親しんだ背番号10とキャプテンマークを付けた偉大な33歳は、笑顔で“スリーライオンズ”(イングランド代表の愛称)に別れを告げた。

 ベンチスタートとなったルーニーは後半13分に、マンチェスター・ユナイテッド時代の同僚MFジェシー・リンガードに代わって途中出場。「ウェイン・ルーニー」の名前がコールされると、会場となったウェンブリー・スタジアムのスタンドから割れんばかりの大歓声と拍手が鳴り響いた。

 ゴールこそなかったが、ルーニーはエリア内でのボールキープから際どいシュートを放つなど、さすがの存在感を見せた。

 結果的にイングランドは3-0で快勝。ルーニーは代表デビュー戦のFWカラム・ウィルソンがゴールを決めた際には笑顔で祝福するなど、代表ラストマッチとなるピッチで充実の時を過ごしたようだ。

 GKピーター・シルトン氏の125キャップに次ぐ歴代2位の120キャップ、歴代最多53得点という偉大な記録と、ファンの記憶に残るプレーの数々を残したレジェンドが白いユニフォームに別れを告げる。ルーニーは自身の公式ツイッターを更新し、「全てのイングランドファンへ、あなたたちのサポートに感謝しています。この旅のことを私は忘れません」と、応援し続けてくれたファンへの感謝の思いを綴った。

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