「こんなカウンター見たことない」 リバプール衝撃の“13秒32”弾に脚光「地獄から天国」
失点取り消しのオフサイド判定から電光石火のカウンター発動、サラーが先制点奪取
リバプールは現地時間11日、プレミアリーグ第12節でフルハムと対戦し2-0で勝利を収めた。エースであるエジプト代表FWモハメド・サラーが先制点を決め勝利に貢献したが、そのゴールが驚くべきカウンターから生まれたとクラブ公式インスタグラムが動画を公開すると、大きな反響を呼んでいる。
開幕からリーグ戦無敗(9勝3分)を維持しているものの、6日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節レッドスター戦(0-2)の敗戦から中3日で迎えたこともあり、この一戦は立ち上がりから選手たちの動きが重く、最下位のフルハムに押し込まれる展開が続いた。そして前半41分、左サイドを突破されクロスを許すと、ヘディング弾を叩き込まれてしまう。
しかし、これがオフサイド判定により帳消しとなった直後、試合が動くことになる。相手選手が審判に抗議する姿勢を見せた瞬間、ブラジル代表GKアリソンは右サイドのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドへボールを渡すと、そのまま前線へ駆け上がるサラーへとパスを送る。猛烈なスピードで相手守備陣を引き離しペナルティーエリアに侵入すると、そのまま相手GKとの1対1を決め切り、先制点を奪った。
クラブ公式インスタグラムはこの先制点を動画で公開し、相手にヘディングシュートを叩き込まれた瞬間からストップウォッチをスタートさせ、サラーがネットを揺らしたタイミングで時間を止めた。その時間は実に13秒32。電光石火の驚異的なカウンター弾であることを紹介していた。