英雄ルーニーのラストマッチは“10番主将” イングランド代表監督が明言「彼に託す」

ルーニーが15日の国際親善試合アメリカ戦で1試合限定の代表復帰を果たす【写真:Getty Images】
ルーニーが15日の国際親善試合アメリカ戦で1試合限定の代表復帰を果たす【写真:Getty Images】

アメリカ戦で最後の代表戦へ、サウスゲイト監督がエースナンバー着用と明かす

 長らくイングランド代表の前線を支えてきたFWウェイン・ルーニーは、15日の国際親善試合アメリカ戦で1試合限定の代表復帰を果たす。それが120試合目にして最後の代表キャップとなるが、その舞台に背番号「10」と、キャプテンマークが用意されるという。英紙「ガーディアン」などが報じている。

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 イングランドのギャレス・サウスゲイト監督は、試合前日の記者会見でルーニーの起用法がベンチスタートであることを明言したものの、二つのプレゼントがあることを明かしている。

「私たちの誰もがルーニーに大きなリスペクトの念を持っており、彼のラストゲームは10番を着用すべきだと感じている。彼がピッチに入る時には、キャプテンマークを彼に託すつもりだ」

 チームの主将はマンチェスター・シティのMFファビアン・デルフであることを明言した一方で、このゲームに関してはルーニーがピッチに立つ間はその腕章を託すという。そして、聖地ウェンブリーで迎えるラストゲームにあたっては、長年にわたってトレードマークだったエースナンバーが相応しいと語った。

 英国内ではイングランド代表キャップを“プレゼント”する行為や、若手の出場機会を奪うという批判もあったが、サウスゲイト監督は「批判があることは残念だ。最も重要なことは、イングランド代表に彼がしてきたことと与えてくれたことに私たちがどのような価値を認めているかということ。彼とともに戦えることが嬉しいし、ファンのリアクションが特別なものであることを願っている」と、スタジアムに歓迎ムードが生まれることを期待した。

 イングランドの前線で獅子奮迅の活躍を見せてきたルーニーは、その最後の舞台をゴールという最高の結果で飾れるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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