“2列目トリオ”の存在感は「思っていた以上」 森保監督が好調の3人に課したテーマは?
「少し落ち着いて緩急をつけながら、相手の嫌がることに取り組んでもらえればと思う」
「思い切ってプレーすることで個の力を出している。コンビネーションもチームとして良いプレーをしてくれていると思っています。経験のある選手たちが彼らの良さを引き出そうとサポートしてくれて、力を発揮できているというふうに考えています。若い選手のアグレッシブさ、戦う姿勢もチームとして機能している。明日と次の試合(キルギス戦)でも戦ってほしいと思っています」
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もっとも、森保監督は2列目トリオの勢いを評価しつつ、“ある注文”をつけることも忘れなかった。
「アグレッシブにプレーすることも大事ですけど、試合の流れのなかで相手のことを揺さぶる駆け引きだとか、少し落ち着いて緩急をつけながらやっていき、相手の嫌がることに取り組んでもらえればと思います」
試合を重ねるごとにコンビネーションが高まっている中島、南野、堂安が、遅攻や相手の弱点をピンポイントで突くなど攻撃のバリエーションを増やせるのか。来年1月のアジアカップでの躍進に向け、今回のベネズエラ戦で確認しておきたいテーマとなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)
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