“2列目トリオ”の存在感は「思っていた以上」 森保監督が好調の3人に課したテーマは?
中島、南野、堂安は監督の想像を超える活躍で、チームに好影響をもたらしていると分析
日本代表は16日、新体制4試合目となる国際親善試合・ベネズエラ戦(大分スポーツ公園総合競技場/19時30分)に挑む。前日会見に出席した森保一監督は、新体制で存在感を発揮しているMF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF堂安律(フローニンゲン)の“2列目トリオ”について、「力を発揮できている」と評価しつつ、「緩急をつけながら、相手の嫌がることに取り組んでもらえれば」と要求も出した。
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日本代表は12日から大分合宿をスタート。ロシア・ワールドカップ主力組のDF長友佑都(ガラタサライ)が肺気胸の影響で離脱しているためDF山中亮輔(横浜F・マリノス)を初招集し、怪我で不参加となったMF青山敏弘(サンフレッチェ広島)とFW鈴木優磨(鹿島アントラーズ)に代わって、MF守田英正(川崎フロンターレ)とFW杉本健勇(セレッソ大阪)を追加招集して調整を続けてきた。
MF本田圭佑(メルボルン・ビクトリー)やMF香川真司(ドルトムント)、MF長谷部誠(フランクフルト)、FW岡崎慎司(レスター)らこれまで代表を牽引してきたベテランが不在の森保ジャパンでは、リオデジャネイロ五輪世代や東京五輪世代の選手を積極的に起用してきた。なかでも、強力な武器になっているのが2列目に並ぶ中島、南野、堂安の3人だ。
FIFAランキング5位(当時)のウルグアイを撃破した試合でも、中島の鋭い縦パスから南野が鮮やかな反転シュートを決めて先制。チーム2点目のFW大迫勇也(ブレーメン)のゴールは中島のミドルが起点となり、その後も堂安がA代表初ゴール、堂安のシュートのこぼれ球を南野が押し込みこの試合で2点目を奪うなど、3人がまさに攻撃の中心にいる。
中島、南野、堂安が「ここまで活躍すると思っていたか?」と問われた森保監督は、「思っていた以上に存在感を発揮している」と想像以上の活躍だと言及。3人の個の力が、チームにも良い影響をもたらしていると語った。