「ウルグアイ戦のメンバーがベース」 森保監督、ベネズエラ戦のスタメンについて明言
10月にFIFAランキング5位の強豪を撃破 2列目の南野、中島、堂安らを起用か
日本代表は16日、新体制4試合目となる国際親善試合・ベネズエラ戦(大分スポーツ公園総合競技場/19時30分)に挑む。前日会見に出席した森保一監督は、FIFAランキング29位の相手に対して「ウルグアイ戦のメンバーをベースに戦いたい」と語った。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
日本代表は12日から大分合宿をスタート。ロシア・ワールドカップ主力組のDF長友佑都(ガラタサライ)が肺気胸の影響でDF山中亮輔(横浜F・マリノス)を初招集し、怪我で不参加となったMF青山敏弘(サンフレッチェ広島)とFW鈴木優磨(鹿島アントラーズ)に代わって、MF守田英正(川崎フロンターレ)とFW杉本健勇(セレッソ大阪)を追加招集して調整を続けてきた。
11月シリーズは16日のベネズエラ戦、20日のキルギス戦(豊田スタジアム/19時20分)の2連戦となる。FIFAランキング50位の日本は、過去のベネズエラとの対戦成績は1勝2分。直近の2014年9月の対戦では、FW武藤嘉紀(ニューカッスル)とMF柴崎岳(ヘタフェ)のゴールで2-2と引き分けたが、ベネズエラが出場停止中の選手を出場させたことが後日判明し、FIFA(国際サッカー連盟)の裁定により3-0で日本の勝利となっている。
森保監督は今シリーズで「一人でも多くの選手にプレーしてもらいたい」と語りつつ、ベネズエラ戦のスタメンについては「今のところウルグアイ戦のメンバーをベースに戦いたい」と明言した。
10月のウルグアイ戦では、FWエディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)ら世界屈指のプレーヤーを擁する相手に、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF堂安律(フローニンゲン)ら若いアタッカー陣が勢いをもたらし、FIFAランキング5位(当時)の強豪を破った。2列目のタレントが大きな武器となっているなかで、そのコンビネーションを深めていくことになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)