チェルシーに2年間の補強禁止処分の可能性浮上 暴露サイトが公開と伊メディア報道
未成年の選手獲得に関してルール違反の疑惑が浮上
サッカー界における水面下の機密文書などを公開してきた「フットボールリークス」が、イングランド・プレミアリーグのチェルシーに「2年間の補強禁止処分」が下る可能性があることを公開している。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」の英語版が報じた。
記事によると、チェルシーには若手選手の登録についてルール違反が発覚しているという。19人の選手についての登録が調査対象となり、そのうち14人は若手選手のものだとした。なかでも、現在フランス1部リヨンでプレーしているベルトラン・トラオレのケースは、2011年に15歳だったトラオレが通う学校に対して金銭を支払ったものだという。
まずはこうした件について、国際移籍を管轄する部門で調査が行われるが、FIFA(国際サッカー連盟)に対してはすでに制裁を加えるべきだという文書が届いているという。その場合、今後2年間にわたってチェルシーは補強禁止処分になる可能性があると伝えられている。
これまでにもスペインの名門バルセロナやアトレチコ・マドリードなどが抵触してきた規則違反だが、チェルシーに処分が下ることになれば、今後に向けて大きな痛手になると言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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