低迷モナコは「非常に危険」 アンリ監督の元同僚が厳しい指摘「私なら断った」
元フランス代表監督のブラン氏がアンリ監督に警鐘 「最初の仕事としては…」
元フランス代表DFローラン・ブラン氏が、元同僚ティエリ・アンリ監督が指揮を執るASモナコの現状について「非常に危険」と警鐘を鳴らしている。アンリ氏の立場を自分に置き換えると「私だったら断っていた」などと語った。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
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2016-17シーズンのリーグ覇者モナコは、今季開幕から不振でレオナルド・ジャルディム前監督を解任。ロシア・ワールドカップでベルギー代表のアシスタントコーチを務めていたアンリ氏を招聘した。
しかし、これが監督デビューとなるレジェンドはいきなりイバラの道を歩んでいる。UEFAチャンピオンズリーグを含め、就任から公式戦6試合を終えていまだ勝利はなく(2分4敗)、13試合を終えて1勝4分8敗の19位と残留争いの真っ只中から抜け出せずにいる。
元フランス代表監督でもあるブラン氏は、かつてのチームメートであるアンリ監督のモナコ行きは失敗だったのではと、厳しい指摘をしている。
「私だったら今のモナコからの誘いは断っていただろう。最初の仕事としては非常に危険な状況だ。彼はモナコのこともよく知っているし、フットボールのこともよく理解している、だが、決して良い状態ではない」
19位に低迷するモナコの勝ち点7は最下位のギャンガンと同じで、得失点差で上回っているだけ(モナコが-10、ギャンガンが-19)。ブラン氏の指摘にもあるように、監督デビューの場としては難しいミッションだったのだろうか。クラブOBであるアンリ監督がこの逆境を跳ねのけ、チームを浮上させることができるのか、中盤戦以降のリーグ・アンで注目を集めることは間違いない。
(FOOTBALL ZONE編集部)