日本のGKは「変革期」 権田修一が考える“現代表GK陣”の立ち位置と進むべき道

(左から)川口、川島、楢﨑【写真:Getty Images】
(左から)川口、川島、楢﨑【写真:Getty Images】

「プレッシャーを感じるんじゃなくて、それぞれの形で日本のGK像を作っていければ」

 日本が強豪国と対等に渡り合うためには、GKの“世界レベル化”は不可欠な課題だ。新しいGK像を作っていくことは、「僕らにも責任がある」と権田は自覚を覗かせる。

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「まだ第一線でできる選手たちが、プレー、タイプ、GK独特の雰囲気で『日本にはこういう選手もいるんだよ』というのをどんどん見せていかないといけない。今、日本人のGKは変革期というか、今までずっとその3人がいたなかで新しく選手が出ているところ。このタイミングで、『やっぱり日本のGKはその3人じゃなきゃダメだよね』と言われたらそこまで。そうなったら、日本がW杯で上に行こうなんて無理な話かなと」

 もっとも、権田は川口や楢﨑、川島の“第2の存在”になるのではなく、自分たちの良さを出して上を目指していくべきだと説く。

「別に能活さん、楢﨑さんみたいなことをしなきゃいけないとは思わないし、永嗣さんの真似事をしても上手くはいかない。プレッシャーを感じるんじゃなくて、僕は僕の良さ、東口くんは東口くんの良さ、ダン(シュミット・ダニエルの愛称)はダンの良さを出して、それぞれの形で日本のGK像を作っていければいい」

 来年3月に30歳を迎える権田が、2022年のカタールW杯を目指す森保ジャパンの中でどのような存在感を放っていくのか、見ものだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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