サウサンプトンの選手から戦術に不満の声 EL出場を逃した試合は「恥ずべきこと」

「僕らのフットボールではなかった」

 サウサンプトンのセルビア代表MFドゥサン・タディッチが0-1で敗れ、UEFAヨーロッパリーグ本戦出場権を逃したプレーオフ第2戦のミッティラン(デンマーク)戦でのチーム戦術に苦言を呈した。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。
 タディッチは、ミッティラン戦で後半12分から途中出場していた。しかし、ロングボールを多用したチームの戦いに不満を漏らしている。タディッチは、足元でパスをつないでゴールを目指すサッカーこそ、サウサンプトンのスタイルだと主張する。
「とても失望している。突破できなかったことは 、少し恥ずべきことだと思う。僕らはロングボールを多く使って戦い始めた。これは僕ららしいフットボールではない。時には真っすぐにゴールに向かうプレーが必要なのは理解できる。しかし、僕らはより地上でフットボールをすることを好むチームだ」
 日本代表DF吉田麻也も所属するサウサンプトンは昨季、主力を大量放出しながら一時リーグ戦で首位争いを演じるなど、周囲の予想を裏切る活躍を見せた。しかし、MFモルガン・シュナイデルラン、DFナサニエル・クラインら2年連続で中心選手の離脱を経験するなど、苦しい台所事情となっていることは否めない。

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