アザールとJ・コールの絆 “先輩10番”の言葉がチェルシー移籍の「理由になった」
J・コールの現役引退発表を受けてアザールが感謝のメッセージ
チェルシーなどで活躍した元イングランド代表MFジョー・コール(タンパベイ・ローディーズ/米2部)が、現役引退を発表した。この天才MFとの裏話を明かしたのがベルギー代表MFエデン・アザールだ。チェルシー移籍を決めた背景に同選手の存在があったという。
ウェストハムの下部組織で育ったコールは1999年に17歳の若さでプロデビューを果たした。2003年、ロマン・アブラモビッチ体制初年度の目玉補強としてチェルシーに加入し、10番を背負った。7シーズンの在籍でプレミアリーグ3度の優勝を経験するなどイングランド屈指の選手へと成長。リバプールやフランスのリールなどを経て、16年からアメリカでプレーしていた。
テクニック溢れるプレーでファンを魅了していたコールだが、その存在に影響を受けた選手もいる。それが現チェルシーの背番号10、アザールだ。11-12シーズンにリールで共闘したコールの引退を受け、クラブ公式ツイッターを通じてコメントを出している。
「チェルシーと契約する前に彼(コール)と話した。毎日、真剣に、彼はチェルシーが僕にとって最高のクラブだと言ってくれた。チェルシーは毎年トロフィーを獲得できるビッグクラブだとも言っていた。それがサインする理由になった。だからジョー・コールには感謝している」
今や世界屈指のアタッカーとなったアザールがチェルシー移籍を決めた理由は、コールからの助言があったからだという。09-10シーズン限りでチェルシーを退団したコールだが、それ以降もクラブに大きな貢献を果たしていたようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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