「それができるから呼ばれている」 堂安律が自負する“ゴール&アシスト”を生み出す力
フローニンゲンで2戦連続ゴラッソを決めて代表合流 「すごく良いフィーリングで帰ってこれた」
森保一監督率いる日本代表は、16日に国際親善試合ベネズエラ戦(大分スポーツ公園総合競技場/19時30分)に臨む。新体制の売りの一つである“魅惑の2列目”の一角を担うMF堂安律は、フローニンゲンで2試合連続ゴールを奪い、大分合宿2日目の13日から練習に合流。「すごく良いフィーリングで日本に帰ってこれた」と好調の要因を明かした。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
堂安はエールディビジ第11節のエクセルシオール戦(4-2)で開幕戦以来のゴールを挙げると、代表合流前ラストゲームの前節ヘーレンフェーン戦(2-0)でも今季3点目をマーク。2戦連続ゴラッソ、2連勝と個人としても、チームとしても上向きの状態で帰国した。双方のゲームで共通するのは右サイドハーフ起用だ。10月シリーズに招集された際にはクラブで1トップ起用となっていただけに、“本職”に戻ったことで自身のプレーイメージを再確認できたという。
「すごく良いフィーリングで日本に帰ってこれました。最近(ダニー・バイス)監督と話をして、右サイドで固定して使うと言ってくれた。代表でもやっているし、ハードワークだったり、得点以外のところでも自分の課題を突き詰めていけるポジションなので、すごく頭の中がクリアになりました」
MF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF南野拓実(ザルツブルク)と形成する2列目は、連係、推進力ともに森保ジャパンの大きな武器になっている。そのなかで堂安が11月シリーズで自らに課すのは明確な結果だ。
「チームとして、まず2試合に勝つこと。そこにどうやったら貢献できるのかと考えたら、絶対にゴールとアシストが必要になってくる。それができなければ自分が来る必要はないし、それができるからこそ呼ばれていると思います」
FIFAランキング5位(当時)の強豪を撃破した、10月のウルグアイ戦(4-3)でのA代表初ゴールに続く2戦連発となるか。今、乗りに乗っているレフティーが大分の地で大暴れを誓う。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)