マンUの衝撃 31歳ロッベンに135億円電撃オファー

オランダ紙報じる ファン・ハール監督の恋人

  今夏の移籍市場に巨額の予算を掛けて補強を進めているマンチェスター・ユナイテッド。273億円の強化費とも言われているが、移籍市場の終盤になっても積極的な補強への動きは止まっていないようだ。バイエルン・ミュンヘンのオランダ代表FWアリエン・ロッベンに対し、超高額オファーを用意していると、オランダ紙「テレグラーフ」が伝えている。
 その移籍金は、驚きの1億ユーロ(約135億円)。2017年6月まで契約を残すとはいえ、31歳のロッベンに対する金額としては驚くような高額の移籍金だ。しかし、ユナイテッドのファン・ハール監督は同じオランダ出身の高速ドリブラーの獲得を望んでいるという。
  一方で、同紙は「バイエルンがOKを出す2つの理由」として、この移籍が実現する可能性を提示している。まずは、その金額が超高額であること。もう一つが、ダグラス・コスタがバイエルンの中でしっかりとフィットしていることだ。
 いずれにせよ、シャルケのドイツ代表MFユリアン・ドラクスラー争奪戦への参戦が報じられるなど、ファン・ハール監督が現在のチームの陣容に満足をしていないことがうかがわれる。ユナイテッドの監督就任直前、2014年ブラジルワールドカップでオランダ代表を指揮したファン・ハール監督は大活躍したロッベンにユナイテッド移籍を持ちかけた経緯もあった、“恋人”でもある。
 ロッベンに対するこの巨額のオファーと移籍が実現するのかどうか。また、残り数日となった移籍市場において、さらなる投資を行うのか。ユナイテッドが最後まで活発な動きを見せていることは間違いがなさそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング