鹿島ACL制覇の舞台裏で― 神様ジーコ、イランで負傷中の同胞DFを激励訪問で話題
ジーコ氏とエステグラルでプレーするパドバニと鹿島のユニフォームを掲げて写真撮影
鹿島アントラーズのテクニカルディレクターを務めるジーコ氏は、日本で“サッカーの神様”と呼ばれただけでなく、母国ブラジルでも多くの選手が憧れる英雄だ。ブラジルメディアが、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦が開催されたイランで撮影された、ジーコとブラジル人選手の2ショットを公式インスタグラムに投稿している。
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鹿島は現地時間10日、ペルセポリス(イラン)とのACL決勝第2戦を0-0で終え、2戦合計スコア2-0でクラブ史上初のアジア制覇を成し遂げた。
イランはアジア王者の勲章を逃したが、同国リーグのエステグラルFCに所属するブラジル人DFレアンドロ・パドバニは、ブラジルのレジェンドであるジーコ氏との写真撮影を実現させたようだ。
ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」公式インスタグラムは、ジーコ氏とパドバニがサイン入りの鹿島ユニフォームを掲げて撮影した2ショットを公開。「ブラジル人DFパドバニは、イランで負傷を乗り越えるシンボルとなっているが、ジーコと対面する夢を叶えた。足の負傷と戦っている最中でジーコ氏のサインの入った鹿島アントラーズのユニフォームも勝ち取った」と経緯を紹介している。
また、イラン紙「テヘラン・タイムズ」もジーコの訪問をレポート。記事によれば、同胞のMFレオ・シルバとMFセルジーニョを伴ってイランの首都テヘランのホテルでパドバニとの対面に臨んだという。車椅子のパドバニを囲んでの撮影ショットも掲載されており、選手生命を脅かす怪我からリバビリに励んでいる旨を伝えている。
12月21日に35歳を迎えるパドバニだが、ジーコ氏との交流は大きなモチベーションとなったに違いない。