ミランFWイグアイン、判定不服で激昂 退場処分に監督苦言「経験のある選手なら…」
ガットゥーゾ監督は「まずはピッチの中で集中することが必要だった」と見解
そして、イグアインは最終的に最悪の形で目立った。ユベントスに追加点を許した直後の後半38分、センターサークル付近で自分の前に入ってインターセプトを狙ったベナティアを倒すとファウルの判定。これに激昂すると主審に猛抗議をして、まずはイエローカードが提示された。それでもイグアインは抗議を止めず、さらに激しいジェスチャーを交えて声を上げ続けた。すると、主審はレッドカードを提示。これでミランは10人になり、反撃の可能性は消え去った。
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ガットゥーゾ監督はイグアインについて「まずは彼が主審に謝罪に行くことを望んでいる。彼ほどの経験のある選手なら、もう少し上手く自分をコントロールできたのではないか。古巣との対戦でPKを失敗するというのは、精神的に難しい状況になってしまったのだろう。まずはピッチの中で集中することが必要だった」と、退場処分を受けたことには厳しい言葉を残した。
イグアインには通算ゴール数などの割にビッグマッチでは活躍できないという批判が付きまとい、今夏の移籍市場ではユベントスがポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの獲得に成功すると、あっさりと放出された。その悔しさをぶつけたい試合だったが、そのロナウドが1ゴールして自身はPK失敗と退場処分という散々な1日になってしまった。