「日本はサッカーを愛している」 イニエスタ、トーレスら世界的スター集結に海外興奮
イニエスタとトーレスの再会に英メディアも熱視線
元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ、FWフェルナンド・トーレスが10日に行われたJ1リーグ第32節のヴィッセル神戸対サガン鳥栖戦で顔を合わせた。異国の地で激突した二人を、英メディア「GIVE ME SPORT」は「イニエスタとトーレスがJリーグで再会」と報じている。
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ともにスタメンを飾った一戦は、ポゼッションを掌握する神戸とカウンターを狙う鳥栖という、かつて所属していたバルセロナとアトレチコ・マドリードのような構図で試合は進行。フル出場したイニエスタに対し、キャプテンマークを巻いたトーレスは後半26分にピッチを退き、試合は0-0のスコアレスドローに終わった。
記事では、世界的スター選手の集結を興奮気味にレポート。「日本はサッカーを愛している。全くその通りだ! チケットが即日完売のため、この日は屋台もあっさりと売れ切れ続出となっただろう。イニエスタとトーレスの旅は不可能なタスクだったはずだが、今では5メートルの距離を歩いている」と綴り、二人の共演が日本で実現したことは驚くべきことだと改めて強調している。
「Jリーグはこの10年ほどで日本の慣習となり、今では各国で最も彩られた選手たちが前線を飾っている。国際的なタレントがやってくる前まで、本田圭佑、三浦知良、中村俊輔、遠藤保仁ら国内の選手たちが沸かせていた」
また、神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキにも触れ、「今ではイニエスタ、ポドルスキ、トーレスが日本サッカー界最大の輸入として見出しを踊らせている。ワールドカップを制した3人全員が同じピッチに立つというのは極めて興味をそそる事象だ」と、Jリーグが世界から注目を集める上でのシンボルとなっていることを主張していた。
イニエスタ、トーレス、ポドルスキら世界トップクラスの選手が加入したことで、Jリーグの世界における注目度は右肩上がりで増している。