アルカセルは「ドルトムントのヒーロー」 “必殺仕事人”の得点王が特筆すべき勝負強さ

50分に1点のペースで得点をマークし、枠内シュート8本全てがゴールに

 シーズン全体では50分間に1点というペースで得点を重ねているアルカセル。データサイト「Whoscored.com」によれば、ここまでリーグ戦で放った枠内シュートは8本で、その全てが得点になっているとの記録も残っている。

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 また、9得点のうち、7得点がラスト20分で決めたものだ。これだけの結果を出しているにもかかわらず、スタメンではなくジョーカーとしての起用が多いことは驚きだが、相手に疲れが出始める終盤戦で起用されてることが効果的に作用しているという見方できるだろう。

 さらに直近のバイエルン戦を含め、3試合で決勝点をマーク。その勝負強さと、高い確率でチャンスをゴールに結びつけるシュート技術が際立っている。

 英紙「ガーディアン」では、「バイエルンを倒した猛烈なドルトムントのヒーロー」と称してアルカセルを持ち上げた。スペインでくすぶっていた男は、ドルトムントで瞬く間に英雄となった。

 リーグ得点王だが、スーパーサブ。そんな奇妙な立ち位置にいるアルカセルを今後、ルシアン・ファブレ監督がどのように起用していくか注目だ。

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