吉田に当たった!? サウサンプトンFW、疑惑のオフサイド判定に怒り「馬鹿げている」
1-0で迎えた後半21分、オースティンがミドルでネットを揺らすもノーゴール判定
日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンは現地時間10日、プレミアリーグ第12節でワトフォードとのホームゲームに臨み、1-1のドローに終わった。後半にゴールネットを揺らすも、オフサイド判定でノーゴールとなったイングランド人FWチャーリー・オースティンが怒りを露わにしている。
試合は前半20分、サウサンプトンが元イングランド代表FWダニー・イングスのお膳立てからイタリア代表FWマノロ・ガッビアディーニが決めて先制した。1-0のリードで迎えた後半21分、イングランド代表MFネイサン・レドモンドのパスからオースティンがミドルシュートでネットを揺らしたが、この時、オフサイドポジションにいた吉田がプレーに関わったとし、ノーゴール判定となった。試合は同37分に同点ゴールを決められ、サウサンプトンは1-1で引き分けている。
オースティンは試合後、英衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューで「パーフェクトなゴールで2-0になった。我々は勝てたはずなのに、審判が勝ち点2を奪った」と述べ、「馬鹿げている」とオフサイド判定に激怒した。
「彼らはマヤに当たったと言ったけど、そうではない。あれは、僕に2回当たって決まったんだ。(判定は)あり得ない」
そして、今夏のロシア・ワールドカップでも使用され、ブンデスリーガやセリエAとなど、各国のリーグ戦でも徐々に導入されつつあるVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の必要性をオースティンは主張した。
「明らかに審判は助けが必要。世界で最も観られる世界最高のプレミアリーグで我々はプレーしているんだ。今日は彼らは2ポイントを奪い去った。審判団には必要な助けを与えるべき」
サウサンプトンは17位と低迷しているだけに、オースティンの怒りは収まらない様子だった。
(FOOTBALL ZONE編集部)