グアルディオラ監督、好敵手のモウリーニョ監督に同情 「私も遅かれ早かれそうなる」

(左から)グアルディオラ監督、モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
(左から)グアルディオラ監督、モウリーニョ監督【写真:Getty Images】

成績不振で解任説も流れるライバルについて、ビッグクラブを指揮する難しさを主張

 マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督が、同じマンチェスターのライバルで、今季成績不振に苦しむマンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督に、「私もいつかはそうなる」と同情した。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が伝えている。

 モウリーニョ体制3年目の今季は、開幕11試合終了時点で6勝2分3敗。勝ち点は首位シティと9差の「20」で、プレミアリーグ8位に低迷しており、指揮官には解任説が浮上するなど逆境に立たされている。

 リーグ戦連覇を目指すグアルディオラ監督はユナイテッドとの直接対決を控えた記者会見で、「ジョゼだけでなく、特にこのようなタフな状況にある全ての監督を称賛したい。ジョゼのシチュエーションは、私も過去に経験したし、もし私も不調になれば、同じような立場になるだろう」と述べ、モウリーニョ監督の現状に同情した。

「監督は友人同士ではないんだ。仲良くする必要はないけど、苦しい時は皆、同じ立場。私だって遅かれ早かれ、そうなるさ。ユナイテッドとシティは似ている。我々に対する期待値は非常に高く、勝てなければ失敗になるんだ。参加する大会の全てでタイトルを獲らなければならないし、そうでなければ失敗さ」

 プレミアのビッグクラブを指揮する難しさに言及しつつ、「ジョゼと私には、運があったんだ。ともに、素晴らしい選手と素晴らしいクラブに恵まれたから成功し、多くの賞を得られた。彼が(問題に)対応し、立ち上がって前に進み続ければ、サッカーでは常に次のチャンス、新しい日が訪れるさ」とエールを送っていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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