「日本がアジアの支配を維持」 ACL初制覇の鹿島をクラブW杯対戦国メディアも警戒
悲願のアジア初制覇を達成 クラブW杯準々決勝はメキシコ王者グアダラハダと対戦
鹿島アントラーズは現地時間10日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝でペルセポリス(イラン)との第2戦を0-0でしのぎ、2戦合計スコア2-0でクラブ史上初のACL制覇を果たした。今年12月に開催されるFIFAクラブ・ワールドカップの準々決勝で対戦するメキシコのメディアも反応している。
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ホームで行われた第1戦(2-0)と同じ先発メンバーで臨んだ鹿島は、10万人の観客を動員したペルセポリスの攻撃に押し込まれる展開が続く。しかし、最終ラインを中心に粘り強い守備で無失点で切り抜け、2戦合計スコアで上回って悲願のアジア初制覇を達成した。
スポーツ専門テレビ局「ESPN」メキシコ版は、「鹿島がクラブW杯におけるグアダラハダのライバルとなる」と特集。クラブW杯は12月12日に開幕し、アジア王者となった鹿島は15日の準々決勝で北中米カリブ海王者のグアダラハダ(メキシコ)と対戦する。
「このアジアチャンピオンは2016年にクラブW杯へ参加する機会を得ると、決勝で顔を合わせたレアル・マドリードを相手に驚きの戦いを繰り広げた」
記事では、鹿島が2016年のクラブW杯決勝で延長戦の末に2-4と競り負けたものの、欧州王者レアルを相手に激闘を繰り広げたことを振り返り、警戒心を強めている。
また、「日本は浦和レッズが2017年に王座を手にし、鹿島がそれを継承した。アジアの支配を維持してみせた」と綴り、Jリーグ勢によるアジア制圧の時代が訪れていることにも触れた。
鹿島は準々決勝を突破すれば、レアルとの“リベンジマッチ”が実現することもあり、是が非でも北中米王者を撃破したいところだ。