バロテッリがエンポリ戦を控えた練習でトップ下のトレーニングを行ったというレポートや、元Uー21スペイン代表MFスソが本田の代わりにトップ下に入る可能性があると地元メディアはレポートしていた。バロテッリ加入により、シニシャ・ミハイロビッチ監督が3トップに変更し、トップ下のポジション自体が消失する可能性を指摘する報道もイタリアで流れていたが、ひとまずリーグ2戦連続のスタメンは確保できそうだ。その一方で、本田は現時点で絶対的なレギュラーとはまだ言えない状況にある。
　リーグ開幕直前に行われたイタリア杯3回戦では、ホームのサンシーロで1ゴール1アシストの活躍を見せ、サポーターの喝さいを浴びた。昨季はリーグ開幕7試合6得点2アシストのロケットダッシュでポジションとフィリッポ・インザーギ前監督の心を鷲掴みにした。この試合後は日本代表のW杯予選でチームを離れることになる。今季リーグとしてのホーム開幕となるこのエンポリ戦で実力を示し、ミランのトップ下に本田ありと、アピールをしたいところだ。