「あなた達のおかげだ」 サポーターに感謝の鹿島DF昌子、歓喜のロッカールーム写真公開
10万人の相手サポーターが大挙するなか、声援を送ってくれた“鹿島ファミリー”に感謝
鹿島アントラーズは現地時間10日、AFCチャンピオンズリーグ(AFC)決勝でペルセポリスとの第2戦を0-0でしのぎ、2戦合計スコア2-0で逃げ切った。10万人のサポーターが大挙する敵地アザディスタジアムで、悲願のアジア制覇を達成。DF昌子源は自身インスタグラムで「この優勝はあなた達のおかげだ」と熱き鹿島サポーターを称えた。
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ホームで行われた第1戦(2-0)と同じ先発メンバーで臨んだ鹿島は、ペルセポリスの武骨な攻撃をGKクォン・スンテ中心に耐える。後半は途中出場のMF安西幸輝が左膝を痛めた素振りを見せ、DFチョン・スンヒョンも相手の足と交錯するなどタフな状況が連続したが、持ち味の堅守で90分間をスコアレスドローで終えた。
ACLはこれまで鹿島が唯一獲得していなかったタイトル。クラブ通算20冠目を悲願のアジア制覇で飾った。
ディフェンスリーダーの昌子は、試合後に自身のインスタグラムを更新。第2戦の出場メンバーを中心に全18人の歓喜の“ロッカールームショット”に始まり、同期入団のMF土居聖真と肩を組んで優勝トロフィーを持ち合うカットなど計3枚の写真を投稿している。寡黙な印象のベテランMF小笠原満男も他のチームメイトと同様に破顔している様子からも、いかに欲していたタイトルだったかが窺える。ハッシュタグ(以下#は省略)にも昌子の思いが綴られている。
「ホームの応援最高だった アウェイの応援ずっと聞こえてた この優勝はあなた達のおかげだ」
「優磨MVPおめでとう やっぱお前がエースだな」
「わんちゃんスンヒョンマチ ほんとありがとう」
「ファミリーのみんな おめでとう ありがとう」
「他サポの方も応援コメント等 嬉しかったです」
今季はFW金崎夢生(→サガン鳥栖)とDF植田直通(→セルクル・ブルージュ)がシーズン途中に退団。昌子自身もロシア・ワールドカップ出場後、7月25日のJ1リーグ14節のC大阪戦(2-0)で左足を捻挫し、約3カ月の長期離脱を余儀なくされた。苦しい時期を乗り越えての栄冠だけに、鹿島一筋8年目の昌子も思いを爆発させていた。