サッカーか家族か シティ司令塔シルバ、スペイン代表引退の理由を告白「困難だった」
昨年12月に息子マテオくんが誕生 出産後は妻に付き添うためチームを離脱した時期も
マンチェスター・シティのMFダビド・シルバは今年8月にスペイン代表からの引退を表明した。代表ユニフォームへの別れを「キャリアで最も難しい決断の一つ」と語っていた男は、家族との時間を大切にするための選択だったと英紙「デイリー・メール」のインタビューで明かした。
シルバは2006年の代表デビューから約12年にわたって代表選手として活躍。2008年と12年の欧州選手権、10年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)優勝を経験するなど、ポゼッションサッカーで世界を制したスペインを牽引した。
ロシアW杯後に代表から引退したレフティーは、この決断が家族との時間を大切にするためだったと明かした。
「僕の家族は今も(スペイン代表として)プレーすることに納得してくれていた。でも、僕は代表の長距離遠征はせずに息子との時間をより楽しむことが良いことだと思ったんだ」
シルバは昨年12月に息子マテオくんを授かった。しかし、予定よりも数カ月早い早産だったこともあり、出産直後はシルバも奥さんに付き添うためにチームを離脱した時期もあった。シルバは当時のことを「本当に困難だった」と振り返っていた。
こうした経験があったからこそ、シルバは代表引退を決意。32歳のベテラン選手にとって家族との時間はかけがえのないものだったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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